妻が以前より家事をしなくなった…
子どもと留守番させられることが増えた…
以前とおなじように家事育児をやらせたい…
推し活がいそがしくて家事や育児がおざなりになるのは納得いかないですよね。こっちは朝から晩まで働いてるんだから家のことは100%やれや。言いたくなる気持ちはよくわかります。
私の妻も、私に家事とやんちゃ子憎2人の面倒を丸投げしてライブに繰り出す日々。なおかつ決して多いとはいえない私の給料から推し活代を払う。この理不尽極まりない状況をだれが納得できるのか?
やいやい!推し活したければやることやって筋とおさんかい!
といいたくなるところですが、絶対にやってはいけません。理由は、奥さんが推し活をはじめるまでの過程にあり、夫のあなたにも原因があります。
この記事では、推し活をはじめたせいで、家事や育児がいい加減になった奥さんに改善を求めてはいけない理由と、夫であるあなたが本当にやるべき行動を解説しています。
ここを理解せず、やぶから棒に家事育児の改善を要求するのは奥さんの起爆スイッチを押すことになるでしょう。最悪の場合、予想だにしない離婚バズーカを放たれる可能性も。
決して楽ではありませんが、今後も夫婦円満でしあわせな家庭の未来を願っての提案です。最後までどうぞ。
推しカツ妻に家事や育児を要求するのは危険
推し活をはじめた奥さんに家事育児の改善を要求することは推し活を否定することと同じです。
もし、奥さんが以下の状態になっている場合は特に注意してください。
1. ワンオペ感に疲弊している
2. 推し活することに開き直っている
3. すでに精神的な軸が「推し」
順に詳しく説明していきます。
1.ワンオペ感に疲弊している
ワンオペの大変さを知ってますか?
わたしも、一時的な家事や育児を任せられて、こなしただけで知ってるつもりになっていました。現実はもっと過酷で、ワンオペのストレスから子どもを虐待してしまう話はよく聞きます。体力的な疲労と同時に精神的な負担は経験した人にしか分かりませんが、想像を絶するでしょう。
過酷な状況から自分へのご褒美として推し活をはじめた奥さんに家事育児の改善を直球で要求するのは得策ではありあせん。
2.推し活することに開き直っている
奥さんは推し活くらいで文句言われる筋合いはないと思っています。
わたしは息抜きすることも許されないの?
なんで私ばっかり大変な思いしないといけないの?
家事育児をだれからも評価されない孤独のなかで、推し活を否定されてしまうと「なんで私ばっかり?」と不公平感を感じてしまうのです。これがあなたへの不信感につながってしまい、夫婦関係は悪化するばかりです。
3.すでに精神的な軸が「推し」
奥さんが「推し」に全ツッコミしてる状況です。
奥さんの中で「家庭=我慢」「推し活=自由」といったように2つの世界観が存在しています。
家族より推しとの時間を優先する行く先は、あなたへの興味が薄れ、「今さら夫婦を続けてもしょーがなくね?」という離婚バズーカ発射は目前です。
最悪の結末をむかえる前に夫がやるべきこと3step
家事育児の改善を求めるように、推し活の否定につながる攻め方は禁物です。
「じゃ、どーすんのよ?」それは奥さんの推し活を認めながら時間をかけて要求していくしかありません。具体的な方法を3stepで解説していきます。
step①:推しを理解する
推しの真髄まで理解する必要はありません。理解する「姿勢」を見せることです。
そこまで興味があるわけではないけど、好奇心ベースで推し活について話題をふってあげれば奥さんは食いついてくるはずです。奥さんの推しがグループならば「誰が最推しなの?」こんなもんで十分です。
初めは「なにいきなり?」みたいになるかもですが、なんどもトライしてください。推しを語るのが嫌いな人はいませんから。
step②:ひとつ完全に家事を担当する
なにか1つだけでもいいので、完全にあなたが担当する家事を決めてください。奥さんの仕事を完全に1つだけ減らしてあげれば、負担は軽くなります。
「いつも夫がやってくれる」と奥さんの心にもゆとりが生まれ、あなたへの見方も変わります。結果として家庭の雰囲気がよくなり、奥さんの気持ちも家庭の方へすこしずつ傾くはずです。
夫が積極的に家事をする家庭には奥さんが家にいる滞在時間がながいというデータもあるほどです。これは本当に効果バツグンです。
step③:リクエストベースで要求する
奥さんとの雰囲気がよくなってきたら、ようやく自分の希望を伝えていきます。命令口調ではなく、「できれば…」という具合でやんわりとです。
「最近は家のことやってくれてるし…」
ということもあり、奥さんは断りにくい心境にはあるはずです。希望が通らないからといって突然家事をやらなくなったりしてはいけません。家事は継続しつつリトライしてください。
【※最重要】あなたが最後にやるべきこと
奥さんと家事の分担をしつつ、となんとか折り合いをつけても、奥さんの推し活は継続されます。むしろ、奥さんの生きる活力ならばその方がイイですよね。
とはいえ、結果としてあなたの負担が増えただけ。
「いや、家族の幸せのためなら我慢できる」ほんとうにそうでしょうか?どこかで我慢の限界をむかえ、せっかく良好になりかけた夫婦関係をぶち壊すこともあるのではないでしょうか?
そんな最悪の事態を避けるために、あなた自身も奥さんの推しのごとく、心のよりどころを手に入れる必要があります。
あなたが最後にやるべきことはセカンドパートナーをつくることです。
「いやいや、家庭崩壊するやん…」いいえ、その逆です。セカンドパートナーの恩恵をうけたあなたは、仏のごとく心豊かになっていきます。奥さんへの対応もおだやかになり、家事育児への参加はより積極的になるでしょう。
すでに、担当家事によって多少の信頼があるので、手伝いを増やしたところでいまさら怪しまれません。それどころか、あなたの株価は爆上がりです。