子どもには伸び伸び育ってほしい。
公園で元気に走りまわって遊んで欲しい。
遊園地やゲームなんて必要ない。金かかるし。
こどもは遊ぶのが仕事よ。
お勉強はゆっくりでいいのよ。
塾なんて必要ないわ。ちょうどお金もないわ。
コウヘイです。こんな感じで理想と現実を都合のいいように混ぜ込みながら息子2人の父をやっとります。子育てのスタンスは「のびのび」とか「ゆるく」とか「肩のチカラを抜いて」みたいな雰囲気です。
もすこし具体的に
「ナマケモノ」はヤバいけど「カバ」くらいのペースならオケ。
「ライオン」になれなくても「イリオモテヤマネコ」くらいたくましく。
最低でも「クリリン」できれば「天津飯」のポジションをとれ。
この辺りです。
将来に関しては「やりたいことをやればいい」という本人の意思を尊重するというか丸投げというか柔軟に対応していこうと思ってます。
ですが、こんなワイでも、どーしてもピアノはやらせたかった。理由は小学校のときに、ピアノやってるやつがカッコよかったから。ピアノ弾ける女子多数のなかにポツンと男子1人。「なんかアイツすげーカッケー」と、ハナ垂らしながら見てたのを憶えています。しかも、そいつ頭イイのね。
そこから、ピアノは左右で違う動きするから脳によい刺激を与える。頭の回転が速くなる。とにかく頭がよくなる。国・数・英・理・社の5教科まとめて学べちゃう最強の習い事なんだと認識した次第でございます。
電子ピアノなら勢いで買えます
ピアノ教室の絶大な効果を妄信したぼくは、幼稚園児の息子に有無をいわさず、ではなくピアノ教室の良さを話したら、息子は快く了承。
てか、
ピアノっていくらすんの?
置くところあんの?
ぼくも妻もピアノ家庭で育ってないので、こういった疑問が湧いてきます。順番がちがうだろうとツッコミたくなる。
勢いで買って、けっきょくこんな感じ。

ありのままの写真をのせてます。さすがに恥ずかしい。
ご覧の通り半物置化してますが、電子ピアノなので心配いりません。グランドピアノのように調律も必要ないし、すこしの衝撃で音が狂うなんて繊細さはみじんもない。この状態のまま演奏できます。
コンセント1つで即演奏可能。音量も調節できるので深夜にベートーベンの「運命」を弾いても怖がられることはありません。てかヘッドホンついてる。
さらに、ボタンがいっぱいついてて下の子が喜びそうな仕様。

6年生になった息子から言わせると、鍵盤をちょっと押しただけで音が出てしまうのが難儀であると。物理的に音をだすグランドピアノは軽く鍵盤に触れただけでは音はでない。対し電子ピアノはボタンだと。あたり判定が良すぎる。と、ゆーております。
店舗で実際にみてみるとわかるんですけど、けっこうスマートで思ったより場所もとらないし、一般家庭にはちょうどいい。そしてなによりも物が置ける。猫が寝そべるぐらいでは壊れないでしょう。
ピアノは高額だがリターンもでかい。
我が家のお兄ちゃんが5歳のときにピアノ教室がスタート。現在は6年生になりますが、なんとかピアノは継続中です。本人が辞めたいといえば拒否るつもりもない。
ピアノ教育への熱量は、かなりゆる目。地元の個人でやってるピアノ教室へ週一で通うくらい。はなからピアニスト育成は考えておらず、たぶん脳にいい、男×ピアノはカッコいい、というボンヤリした理由でやらせてるからストレスを感じて欲しくない。ゲームを優先させるくらいがちょうどいい。
んで、このまえ発表会に行ってきたんですが、めちゃくちゃ感動しました。お兄ちゃんマジでカッコよかったー。
6年生となると高度な曲を弾けるようになるので、僕みたいなピアノ素人目線からすると神降臨です。感極まりすぎて、その日の午後は思い出すたびに涙がでてきてまう始末。とつぜん泣き出すオッサンは惨めにみえるから止めた方がいいのは承知の上。
忘れていたけど、あのとき勢いでピアノ買ってよかったと思いましたね。子どもの成長も認識できるし、じぶんも感動できる。
子育て×ピアノはコスパ良好と声を大にして言いたい。
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