妻は推し活ばかり…
家にいないし、家事もしない…
でも、妻の推し活もそのうち落ち着くだろ…
このまま俺が我慢すればいいんだ…
推し活狂の奥さんに我慢しながら毎日をやり過ごしていませんか?
「うん、我慢してるよ。ずっとこのままの熱量で推し続けるわけじゃないだろーし…」
いいえ、残念ながら推し活妻はそんな甘くありません。永久におなじ熱量で推し続けます。仮に冷めたとしても、新しい推しをつくって再加熱するだけの話です。
それを私の妻が証明済です。妻は推し活をはじめてから出かけてばかりで、家事をしなくなりました。家にいてもスマホをいじってばかりで動画やSNS、推しの友達とラインをしているだけ。
家族との食事中もずっとスマホをいじってるので「食事中くらいやめたら?」というのですが、いったんは中断するも1分後にはまたスマホをいじりはじめるのが実情。
推しへの熱量もピークに達しており、なにを言ってもダメな時期だと思い「はぁ…これもしばらくの辛抱か……」と、我慢を決め込んでいました。
つかの間、推し活は収まるどころかエスカレート。推しのグッズが家を占める面積はどんどん広がっていき、気がつくと見なれないアイドルのポスターが貼られている。
「推し増えとるやん……」
ぶっちゃけこれが現実です。
それでもまだ、自分だけ我慢すればいい……妻のため、子どものため……と、言い切れますか?
このまま我慢したところで状況はかわりません。現状維持のまま時間は過ぎていき、気がつけば人生の大半は我慢してたなんて結末をむかえるだけです。
そんな状況からは一刻もはやく抜け出したいですよね?
そこで、今でも推し活狂の妻と円満な夫婦生活をおくる私が、あなたを我慢から解放させる方法を3つの手順で解説していきます。
少しでもあなたの気持ちを楽にできたら幸いです。ぜひ最後までお読みください。
手順①:叶わない期待は捨てる
冒頭でも話しましたが、「妻の推し活もいつかは落ち着くだろう…」なんて淡い期待をするのはやめましょう。期待した分だけ裏切られることになります。
裏切られたあなたは奥さんに対して嫌悪感をもち、推し活については何も言わずとも、嫌みっぽいことを言ったり、態度に出してしまっているはずです。
そのたびに奥さんと小競り合いをして家庭の雰囲気を悪くしていませんか?それを見て萎縮してしまっている子供たちに対して申し訳ない気持ちになっていませんか?
家族のために我慢しているはずが、その反動が家族を苦しめては本末転倒。今すぐ奥さんを期待するのはやめましょう。
手順②:推し活は止まりません。いっそ応援せよ。
奥さんに期待するのをやめたら、つぎは推し活を受け入れてあげましょう。てゆーかすこし応援するくらいがちょうどいいです。
あなたも勘づいているように、推し活をやめさせるのは桜木花道にスラムダンクを禁止するくらい困難です。だったら好きにやらせちゃえーってスタンスです。
そのために推し活がやめられない3つの理由を理解しましょう。
①推しは心のよりどころ
②推し仲間とつながれる
③シンプルに楽しすぎる
サクッと解説していきます。
①推しは心のよりどころ
推し活は奥さんのストレスや不満を発散する手段。若くてイケメンの推しに癒されて「明日らからまた頑張ろう」というモチベーションを保つためのツールなのです。
すなわち、生きるための活力であり、ドラクエの魔法でいう「バイキルト」になります。
あなたが仕事のあとに飲むビールをやめられないように、心のよりどころを手放すというのは至難のわざです。
②推し仲間とつながれる
推しと直接関係してなくても推し活をする大きな醍醐味は、SNSを通じて仲間とつながれることです。
外の人と関わり、社会的な参加をすることで承認欲求を満たしています。奥さんが専業主婦だった場合はなおさらです。承認欲求を満たし、自己肯定感を高めてくれる仲間とはそう簡単には別れられないでしょう。
③シンプルに楽しすぎる
推し活はもはや奥さんの生きがいです。
推しに癒され、元気をもらって生活に張りが出る。共通の仲間と学生のごとくはしゃぎたおす。推しに認知されたいという欲求からオシャレ決め込んでライブにいく。
下手したら過去イチ楽しんでる可能性すらあります。そんな絶頂期の人にデータを見せながら「やめてもらっていいですか?」なんて論破が通用するとは思えません。
以上の3つが、推し活依存の主な原因です。
わりとポジティブなことばかりですよね?これらを奥さんから奪ってしまうよりも、あなたが理解し、受け入れたほうが物事が平和に進むような気がしませんか?
なにをするわけでもない、推し活にでかける奥さんに「楽しんできてね」と言ってあげるだけでいいんです。この一言で場の雰囲気が和みますから。
さて、こまでをサクッとまとめると
手順①:奥さんに期待すると逆に家族を苦しめかねない。もう期待はしない。
手順②:アイドルオタクの気持ちに寄り添い、応援してあげる。
ぶっちゃけそんなに簡単なことではないですよね?
達成はできてもそのうち「なんか俺ばっかり頑張ってない?」と考えてしまうのが人間です。そんなあなたを支える存在が必要になってきます。
手順③:あなたの心のよりどころをさがす
あなたの心を充実させる必要があります。
奥さんに期待をせず、応援をするということは、言いかえると「推し活そのものは見ないふりして、推し活に出かけるときは笑顔で見送ってね」というのと一緒です。
これを習慣化していけば確かに効果的でしょう。しかし、奥さんとのちょっとしたケンカやストレスをきっかけに、また我慢をしているあなたに逆戻りしてしまう可能性が高いです。
そうならないために、絶大な信頼をおける、あなたの心のよりどころが必要不可欠です。
その役割を果たせるのは「セカンドパートナー」しかいないと私は考えます。
それ不倫じゃん…さすがにヤバくねーか?
ヤバいです。しかし、推し活の妻に疲れ、孤独を感じているあなたを救えるのはセカパしかいません。趣味や仕事に打ち込んで気を紛らわせられるならとっくに解決しているでしょう。
また、セカパで癒されたあなたは充実感に満たされ、奥さんの推し活には寛容になり、子どもたちへの接し方も穏やかになるはずです。やり方に懸念はあれど、家族が幸せになり、あなた自身も満たされるのであれば、ためらうことはないと私は考えます。